西安グルメ&観光ガイド|初めての旅行者へ
シルクロードの起点として栄えた古都・西安は、中国でも屈指のグルメ都市です。米文化の南部とは違い、小麦を主役にした力強い味付けが特徴で、交易の歴史と大きな回族(イスラム系)コミュニティの食文化が今も息づいています。お腹を空かせて行きましょう。
食べておきたい料理
- ビャンビャン麺(biángbiáng miàn) — ベルトのように幅広い手延べ麺を、唐辛子・ニンニク・酢で和えた一皿。「ビャン」の漢字は最も画数の多い文字のひとつとして有名です。
- 肉夾饃(ròujiāmó) — 「中国式ハンバーガー」とも呼ばれる一品。じっくり煮込んだ味付け肉を、香ばしい焼きパンに挟みます。
- 羊肉泡饃(yángròu pàomó) — 濃厚な羊肉スープに、ちぎったパンを浸して食べる名物。パンは自分で小さくちぎってから煮込んでもらいます。
- 涼皮(liángpí) — 冷たくもちもちした麺をラー油と酢で和えた、暑い日にぴったりの一品。
- 灌湯包(guàntāng bāozi) — 中にスープが詰まった繊細な小籠包。汁がこぼれないよう慎重に。
街歩きグルメの中心は回民街(フイミンジエ)。提灯の灯る路地に、ハラルの炭火焼き、ナッツ屋、干し柿菓子、手延べ麺の店がひしめきます。ほとんどの屋台は中国語のみの表示で、英語も写真もありません。メニューはほぼ中国語だけなので、写真を撮ってその場で翻訳するのが一番簡単な注文方法です。
行きたいエリア
- 鐘楼・鼓楼 — 街の中心。夜のライトアップが美しく、回民街からも歩いてすぐです。
- 古城壁 — 中国で最も完全に残る城壁。上で自転車を借り、全周約14キロを一周すれば、街を一望できます。
- 兵馬俑 — 市街地から日帰りで行ける名所。等身大の兵士像が始皇帝の墓を守ります。混雑を避けるなら朝一番がおすすめ。
旅のヒント
- 一食をどっしり食べるより、屋台の小さな点心を少しずつ食べ歩くのがおすすめ。
- 泡饃のパンは細かくちぎるほど、スープになじんで食感が良くなります。
- ハラル(清真)の店は回民街に多く、はっきり表示されています。
- 城壁の上は日陰が少ないので、水と日よけを忘れずに。
- 屋台用に小額の現金を用意し、メニューは一品ずつスマホで翻訳しながら注文しましょう。